保育ICT検定・往還型研修・巡回支援を組み合わせた保育ICT推進人材育成モデル事業
一般社団法人保育ICT推進協会
連携している自治体:愛媛県/埼玉県/福岡県/福岡県宗像市/福岡県古賀市
取組概要
- テーマ
- (イ)ICTに関する相談窓口・人材育成
本事業では、多様な自治体・園の特性に応じた往還型・伴走支援のモデルを構築するとともに、往還型研修、伴走支援の効果を最大化するために、推進人材の適切な人選や体制要件を検証していきます。
その取り組みとして、
■地域・園の特性に応じた往還型および伴走支援の実施
- 広域・県単位の検証: 愛媛県(地方部)、埼玉県(都市圏)における、オンラインを活用した広域支援モデルの構築
- 市町村単位の検証: 宗像市(私立園)、古賀市(公立園)における、地域密着型の活用支援モデルの構築
■推進人材の適切な人選・体制要件の比較検証
担当者に依存せず、園全体で目的を共有し協調的な体制を構築するため、園内の組織開発やICT活用促進に与える影響を検証します。
■往還型研修と伴走支援の効果的な組み合わせの検証
施設の課題把握、園内体制づくり、実践への移行、活用定着に与える効果を調査し、自治体が地域や施設の状況に応じて、往還型研修と伴走支援を適切に組み合わせた支援事業を設計できるよう、実施方法や活用場面を整理します。
■人材育成プロセスのマニュアル化
各フィールドの具体的な成果を体系的に整理し、国の施策への提言とともに汎用的なマニュアルとして取りまとめます。
取組内容
開催エリアの特性に応じた支援モデルの検証
自治体や園の属性に応じた効果的な支援モデルを構築するため、異なるフィールドでの往還型研修や巡回・訪問型の伴走支援を実施します。
- 県域で複数自治体・複数施設を対象に実施する形式
- 市町村単位で施設により近い形で実施する形式
- 近隣自治体が連携して実施する形式 など
あわせて、集合研修、オンライン研修、グループワーク、個別相談、自治体職員同席による振り返り等の手法が、どのような場面で有効に機能するかを検証します。
推進人材・園内チームの育成と体制要件の検証
ひとりの担当者に依存せず、園全体で目的を共有し協調的な体制を構築するため、推進人材や園内チームの育成に必要な支援内容を検証します。
- 推進人材の育成: PCスキルの有無にとらわれない、前向きなマインドや園内を巻き込めるコミュニケーション力を持つ人材育成の支援内容を整理
- チーム体制の検証:担当者への負担集中を防ぎ、複数人で役割分担しながらICT活用を進める体制の検証
人材育成ノウハウの整理・資料化
各フィールドの具体的な取り組みを体系的に整理し、国の施策への提言とともに汎用的なマニュアルとして取りまとめます。
- 導入後に活用が停滞している園が、再度効果的な活用へ踏み出すための情報整理
- 「ICT活用推進人材」の具体的な育成モデルの確立
- 支援に際しての具体的なノウハウの整理
自治体特化型メディアを活用した保育ICT活用支援ノウハウの普及啓発
実証から得られた成果や、県域・市町村等のエリア特性に応じたオンライン研修と伴走支援の最適な組み合わせ手法を体系化し、発信します。普及啓発にあたっては、広く自治体へ周知するため、自治体主管課等へ直接届くDM特化型媒体を活用します。
連携自治体と合同で開催する「自治体向け成果報告・実践共有会」の実施
本事業に参画した愛媛県、埼玉県、宗像市、古賀市の担当職員や、各地域の参加施設の推進人材を対象とした、成果報告・実践共有会を開催します。単なるICTの導入事例の紹介にとどまらず、各エリアのリアルな知見を自治体間で深く共有し合うことをめざします。
ICT活用推進人材の実践共有・相互学習コミュニティの運営
ICT活用を園内で進める推進人材が、他施設の取り組みや工夫を学びながら、自園での実践を継続・改善できるよう、受講者限定のオンラインコミュニティを運営します。
これにより、推進人材が孤立せずに自園でのICT活用を継続・改善できる環境を整えます。